2018-12-09 葦津珍彦『永遠の維新者』 大河ドラマ『西郷どん』をずっと見ていますが、どうもいただけません。あり得ないエピソードは、山田風太郎の明治ものが大好きな私ですから、気にしません。嫌なのは、主要人物がみんないい人であること。私は西郷の評伝を読んだことがありません。小説も、津本陽の『巨眼の男』が文庫化されたときに購入しましたが、中巻の途中までしか読めませんでした。手元にある西郷に関する本は葦津珍彦(あしづうずひこ)の『永遠の維新者』(葦津事務所)だけです。これは愛読書です。また読みたくなり、書棚から出してきました。