旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

文庫本のブックカバー

書店ではカバーは付けずに本を袋に入れてもらいます。家に帰れば捨てるだけですから。読むときはそのまま。白い表紙だと気を使います。服と一緒です。でも文庫本は別です。表紙がやわなのでブックカバーをかけています。
ブックカバーは文庫本に付いている応募券を集めてもらったものがほとんどです。何種類もありますが、お気に入りは講談社学術文庫のものです。新潮文庫のYondaのカバーはよくできていますが、生地が厚すぎて実用的ではありません。
買ったものもあります。革製で同じ物が二枚。二十年以上前のもので、柔らかくなり、表面はこすれていい味を出しています。一番の愛用品ですが、欠点は厚い本が入らないこと。今はその中に柴田宵曲の『妖異博物館』(ちくま文庫)が入っています。