旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

”Hallelujah”

あるテレビドラマのエンディングでレナード・コーエンの「ハレルヤ」が流れました。誰が歌ったものかはわかりませんでした。「ハレルヤ」のカバーは多く、聞く機会もよくあります。
私はこの曲をk.d.ラングのアルバム"hymuns of the 49th parallel"で知りました。ラングと同じカナダ生れのソングライター達の作品を集めたアルバムで、そのコンセプトが面白くて購入しました。一曲目はニール・ヤングの"After the Gold Rush"でした。私にとってカナダのソングライターといえばまずジョニ・ミッチェルですが、彼女の曲は"A Case of You"と"Jericho"が取り上げられていました。しかし一番印象に残ったのは初めて聞く「ハレルヤ」でした。それまで私はこの曲を知らなかったのです。ゆったりと語りかけるようなメロディーの最後に繰り返される「ハレルヤ」という言葉。陶然としてしまいます。
歌詞は難物でした。冒頭にダビデが出てくるのですから。後半は旧約聖書の世界からは離れますが、ラブソングではないと私には思えます。
ラングのアルバムはこれ一枚しか持っていません。


Hymns of the 49th Parallel

Hymns of the 49th Parallel