旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

秋の虫

今年初めてのコオロギの鳴き声を聞きました。秋がそこまで来ているのでしょう。
小学生の頃は、夏休みは茨城の母の実家で過ごしました。一、二週間はいたのでしょうか。スイッチョの鳴く声が聞こえてくると、東京に帰る日はもうすぐです。
下町の夜とは違い闇が深く、外を歩くには提灯が必要でした。そんな夜は恐くもありましたが、見えないけれど守ってくれる何かに包まれているような気もしました。スイッチョは道案内のように私の歩く先へ先へと飛び跳ねました。ホタルは見たことがなかったな。
東京に帰ると、手つかずの夏休み帳が待っていました。