旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

憧れのハンダ付け

子供のころ、近所にアマチュア無線をやっているお兄さんがいました。装置も自分で組み立てます。ハンダ付けの鮮やかな手つきが忘れられません。修理をする電気屋さんもハンダ付けが、当然のことなのですが、上手でした。
真空管のアンプを自作する高校の同級生がいました。ギターアンプのノイズがひどく、直してもらいました。抵抗を取り替え、テスターを使い真空管のバイアスを調整するとすばらしい音になりました。彼のハンダ付けもきれいでした。
小学生のときに鉱石ラジオを作ったことがあります。ハンダ付けをする箇所がわずかですがありました。うまくいかずに何度もやり直し、なんとかラジオは鳴りましたが、汚い出来上りでした。それ以降、ハンダ付けはやったことがありません。不器用な私にはハンダ付けは無理なのだと、簡単に諦めてしまったのです。
こんなことを思い出したのは、ハンダ付け入門の本があるとこと知ったからです。それも何冊も出ています。苦労している人が多いのですね。そして失敗を繰り返しうまくなっていく。
努力しなかった自分が悔やまれます。でも、ハンダごてを手にすることはないでしょう。