旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

セリフが聞き取れない

今月はNHK・BSで黒澤明監督の映画が六本放映されています。またか、という気がしないわけではありませんがついつい見てしまいます。
黒澤作品ではセリフが聞き取れないことがよくあります。『用心棒』では始まってすぐに登場する老百姓(寄山弘)が何を言っているのかわかりませんでした。私の耳が遠くなったのか、音質の劣化によるものなのか。たぶんその両方なのでしょう。
最近の日本映画では、実際の会話のようにしゃべることが多いようです。早口や、聞き取れないくらいの小声でセリフが語られます。そのような演出なのだと、聞き取れないことには慣れてきました。
さて今日は『椿三十郎』です。