旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ボブ・ディラン

大部で高価であろうが、こんな本が出たら私は必ず買います。詳細な注の付いたボブ・ディランの詩集です。
「全詩集」と銘打った本は二種類刊行されています。どちらも古く、内容も、私にはレコードの対訳としか思えず、感心しません。
と書きましたが、実はディランの音楽はそれほど好きではありませんでした。1989年の『オー・マーシー』まで、かなり抜けはありますがアルバムは集めてきました。「ゴスペル三部作」は持っていません。
聞いていて楽しくなれる音楽ではなかったのです。歌詞が聞き取れればそうではなかったのでしょうが。
それが少しずつ変わってきました。ブートレッグ・シリーズの『ローリング・サンダー・レヴュー』を最近になって繰り返し聞いているうちに、素直に「これ、いいよな」と感じるようになってきたのです。
楽しみがひとつ増えました。