テレビドラマの音楽

テレビドラマ好きですが、スペシャルドラマはほとんど見ません。連ドラでおもしろかったものも、スペシャルドラマになると話が大きくなり、それとともに大味になります。また大物ゲストを立てるために、ストーリーに無理が生じることもよくあるからです。と書きましたが、NHKの『みをつくし料理帖スペシャル』はていねいにつくられたいい作品でした。
『みをつくし料理帖』には清水靖晃さんの音楽を聞く楽しみもあります。今回も、日本的な旋律や和楽器を用いず、かといって奇を衒うものでもない、画像と拮抗した美しい音楽が聞けました。特にバリトンサックスの使い方が、いつものことではありますが、とてもよかったです。
サウンドトラックのアルバムを買うことはないのですが、1枚だけ、清水さんの『55歳からのハローライフ』を持っています。