旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

猫の話

今日は猫と遊ぶ予定なので(猫カフェに非ず)猫の思い出話をひとつ。
私の育った東京の下町の猫たちは、あちこちの家に出入りしていました。家の囲いの上では何匹もの猫が昼寝です。部屋にも入ってきますし、泊まっていく猫もいます。
隣家の猫は生まれた子供を見せに来ました。飼われている家から一匹ずつ咥えて、私の家の前に運びます。全員が揃うと、また一匹ずつ咥えて家の中に連れてくるのです。子猫を置く場所は座蒲団の上です。最後は自分もそこに寝転びます。乳をやったり子猫をなめたり、三十分ほどいて帰ります。
見せに来るのは一度だけでした。「今度はこんな子たちを生んだのよ。よろしくね」と紹介していたのでしょうか。