旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

魔女とオタク

若い新入社員の私が、会社の人たちから仕事の知識だけでなく生き方までも学び成長していくというRPGのような夢を見ました。
女性の先輩社員は全員が魔女、男性はオタクのようで、まずそれぞれの得意の呪文や関心のある分野を探らなければなりません。これが一筋縄では行かないのです。
魔法はささやかなもので、人を操ることや物を動かすことさえできません。魔女たちはゆるやかなグループを形成していて、どこに属するかで得意な分野がわかります。それぞれのグループに対立はなく、見分けることはむずかしいのですが、私はそれができるようになりました。
ある男性社員は八丁堀同心オタクでした。知識は歴史上の事柄だけでなく、時代小説や映画、ドラマに登場する同心にまで及びます。
どちらも直接には仕事と結びつかないのですが、うまくいかない時にそれから抜け出すきっかけを作ってくれるのです。
魔女、オタクたちはみんな親切で仕事に役立つ本の選び方や読み方、ノートの作り方も教えてくれました。その会社はとてもいい学校でもあったのです。
もう一度見たい夢です。できるならば少し成長した姿を先輩たちに見せたいけど、それは無理かな。