旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

直伝なんだ

昨日の「ウイークエンドサンシャイン」はリトル・リチャードの特集でした。私はスペシャリティ時代のレコードしか持っていませんので、知らない曲がたくさん聞けました。ソウルの曲では、歌のうまさに感心しました。いろいろなエピソードも楽しく、幸せなひとときでした。
エピソードのいくつかを紹介します。ゴスペルを歌っていたリチャードがロックンロールに戻るきっかけとなったのはサム・クックの英国ツアーに誘われたことです。リチャードはゴスペルを歌うつもりでしたが、クックに対抗心を燃やし、以前のナンバーを披露しました。そのバンドにはビリー・プレストンがいたそうです。
復活したリチャードはハンブルグの「スター・クラブ」に出演しますが、前座はビートルズでした。リチャードは彼らと親しくなり、マッカートニーには歌い方も教えたそうです。ファルセットの「ウー」は本家直伝なのです。
ビートルズアメリカではヴィージェイ・レコーズからデビューしますが、エプスタインに同社を紹介したのはリチャードでした。