旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

新聞小説

東京新聞朝刊の連載小説が昨日から島田雅彦の『パンとサーカス』に変わりました。島田の小説を読むのは久しぶりです。その前は平野啓一郎の、近未来を舞台にした『本心』でした。おとなしくまとめてしまったという印象です。
夕刊は東山彰良の『怪物』で、この方の小説を読むのは初めてです。無頼ぶった文体は楽しく、物語がどう進むのか、今のところ想像がつきません。
パンとサーカス』一回目の「詩人は老人や廃人や病人や変人の仲間だが、偉人や賢人、美人、聖人の友人でもある。」という文がガツンときました。
新聞小説は挿絵も楽しみです。『パンとサーカス』はグループで担当するそうで、それも期待できます。