回収したダイナマイトを運ぶ夢を見ました。
私は爆発物の処理員でした。ダイナマイトを発見したとの通報があり、現場に行きました。時限の発火装置はなく、十本ほどの円筒形のダイナマイトが廃工場の隅に置かれていました。私はそれをむき出しのまま紙のショッピングバッグに入れ、歩いて職場に帰ることにしました。処理はそこでするようにと命令されていたのです。
ダイナマイトの頭部には小さな赤いLEDが付いていて、それが光ると数分後に爆発します。その度に私はそのダイナマイトを路上に置き、走って逃げて伏せました。すさまじい爆発音がし、爆風が背中を過ぎ越します。
それを繰り返しながら職場に向かうのですが、「現場で処理をすればこんな危険な目に遭うこともないのに」とぶーたれながら、私は歩いていました。