旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

不渡手形

回収した手形が不渡りになる夢を見ました。会社を経営しているときに一度だけ経験しました。夢も現実もともに少額の手形でしたから、あわてることはありませんでした。でも額面の大きい手形が不渡りになり、連鎖倒産した零細企業の話はいくつか聞いたことがあります。以下は私の経験談です。
銀行に約束手形の取り立てを依頼しますと、支払期日に預金口座に入金されます。ただしその金額を実際に使えるのは翌日です。取り立てされた手形が現金化できないという連絡が銀行からありました。不渡りになったのです。口座には入金されていますので、同額を銀行に支払い、手形を買い戻しました。手形は取引先が発行したものではなく、裏書手形でした。こうなると話は簡単です。取引先が倒産したわけではないからです。取引先に連絡し、手形を返送してその金額を振り込んでもらい一件落着です。
経営者だった頃には資金不足の夢はしょっちゅう見ましたが、不渡手形の夢は見たことがありません。手形は扱いが面倒です。郵送してもらうには書留料がかかりますし、領収証には印紙が必要です。おまけに取立手数料がかかることもあり、管理もしなければなりません。いいことなしです。ですから私は、起業時点で手形は発行しないと決め、当座預金の口座も開設しませんでした(当座預金口座がなければ手形、小切手は発行できません)。仕入れは月末締め、翌月末全額振込としました。
約束手形の発行が数年後にできなくなるそうです。いいことです。