旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

1952年の流行歌

誕生日が明日となり、生まれた70年前にヒットしていた歌謡曲を聞きました。パソコンには歌謡曲というホルダがあり、さらにその下には昭和3年から昭和64年という年度毎のサブホルダーがあります。リリース年度に従っていますので、ヒットした年とずれているものもわずかですがあります。リッピングはすべてCDからで、レコードを発売した会社の公式盤を使用しています。昭和27年はまだSPレコードの時代で、どの音源もマスターテープではなくSPレコードをもとにしていますのでスクラッチノイズが聞こえます。
ホルダ内の曲の並べ方は時系列ではなく私が決めました。昭和27年の1曲目は春日八郎の「赤いランプの終列車」です。私が春日八郎と松山恵子の歌を「これぞ歌謡曲」と決めているからです。続いて「リンゴ追分」「お祭りマンボ」と美空ひばりの曲となり、江利チエミのデビュー曲「テネシー・ワルツ」となります。三人娘のもう一人、雪村いづみのデビューは翌年です。
渡辺はま子と宇都美清の歌う「あゝモンテンルパの夜は更けて」には時代が感じられます。フィリピン、モンティンルパ市の刑務所には日本人戦犯が収容されていました。神楽坂はん子の「ゲイシャ・ワルツ」はこの年の曲ですが、3年前にも市丸の「三味線ブギウギ」がヒットしていて、花柳界再興の早かったことがわかります。
私のアイドルは暁テル子なのですが、残念なことに昭和27年にはヒット曲がありません。