旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

『アンナ・カレーニナ』

カラマーゾフの兄弟』を読み終えたとき、同時代に書かれた『アンナ・カレーニナ』も再読するつもりでした。
今回読むのは望月哲男訳の光文社古典新訳文庫にしました。これは未読で、以前読んだのは木村浩訳の新潮文庫です。
読み始めて、思わずアンナの兄のオブロンスキー公爵に「お主若いのう。そして愚かだ」と呼びかけたくなってしまいました。小説の登場人物のほとんどは、私よりずっと年下になってしまったんだよね。
トルストイの作品は素直に読めばいいので、気が楽です。