旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

『リエゾン』見て泣いてます

私は、忘れかけていましたが、リエゾンナースという言葉をだいぶ前から知っていました。関心もあったようで、ドラマ『リエゾン』はタイトルだけで見ることにしました。
毎回、エンディングの少し前あたりになると涙が止まらなくなります。悲しい場面だからではありません。『リエゾン』は児童精神科医の話です。患者は主に発達障害を抱える子どもたちです。これから社会に出ていくこの子たちの生きづらさとその長さを思うと、泣けてならないのです。
私は五年前に退職し、それ以後働いていません。想像以上に楽(らく)になりました。人と会わずにすむからです。
ドラマのクリニックの医師と研修医には発達障害があります。スタッフには臨床心理士もいて、訪問看護師や言語聴覚士とも連携があります。そんな人たちがいるのですから、私が思うほどに子どもたちの将来はつらいものとはならないのかもしれません。またそうであって欲しいと願います。でも、私はその手前で立ち止まってしまうのです。