旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

浄瑠璃を読む

岩波書店の『新日本古典文学大系』は七冊しか持っていません。浄瑠璃集が五冊に歌舞伎集が二冊で内容に片寄りがあります。
どれも読んでいません。このままでは手を付けず仕舞いになること必定です。この頃はそういうことも仕方ないと思うようになっているのですが、読む気がないわけではありません。
浄瑠璃からだいぶ遠ざかっていますので、このまま読んでも弾き返されるに決まっています。浄瑠璃の書き方に慣れなければなりません。読み親しんだ近松門左衛門の作品でおさらいをすることにしました。『新日本古典文学大系』にも近松集が二冊ありますが、これは後回しにして、『新潮日本古典集成』で「曾根崎心中」を読んでいます。