旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

われらの時代

本当はタヌキなのではないかと疑いながら日々を送っている私です。失敗すると「だってタヌキなんだもん」といって逃げることがしょっちゅうなので、あれは責任を放棄するために煙幕を張っているのだと鋭い(いや意地悪な)指摘をする人もいますが、そんなの気にしていたらタヌキはやっていられません。
人気がないことはじゅうじゅう知っています。でもBSプレミアムの『ワイルドライフ』で、多摩川トライアングルに仕掛けた夜間カメラのタヌキの映像を見て、観察者ががっかりしたように「またタヌキか」とつぶやいていたのはショックでした。自然愛好家からも嫌われているのか。まあどのタヌキもカメラ目線だったのもいけなかったのですが。
なんと今日の朝刊に『たぬきの本 里山から街角まで』(共和国)という本の広告が載っていました。やっと時代が追いついた、うんうん辛抱したかいがあった、これからはわれらの時代だ。こおどりをしてしまいました。頭に枯葉を載せバック転をして化けちゃいたかったのですが、私には無理でした。