旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

あの書店のあそこの棚に

文庫本と新書以外の本は、全部ではありませんが、買った書店と棚のどこいらに置かれたいたかを覚えています。
小遣いのほとんどを本に費やしていた若い頃は、毎日のように昼休みは銀座の近藤書店か教文館書店を覗いていました。欲しい本はいくらでもあるのですが財布は軽く、どれを選ぶかに一苦労で、それがまた楽しいのです。立ち読みをしてから買いますから、内容に納得はできなくても、ハズレはめったにありません。
困ってしまうのは高額な本です。お金はないけど買い逃すと手に入らなくなるかもしれません。小遣いの前借りはしない主義です(これは今も変わりません)。さてどうするか。翌日に手持ちの本を売り(銀座には古本屋もあります)、書店に駆け込むと、お目当ての本はもう売れてしまったなんてこともよくありました。
レコードも本ほどではありませんが、買った店を覚えています。