旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

歌詞の中の名前

散歩でビートルズの『アンソロジー』を聞いています。『アンソロジー』はデモテープ、アウトテイクやライヴ音源を集めたもので、全3集、各集CD2枚です。
今日の1曲目はストリングスのみの「エリナー・リグビー」でした。ヴォーカルと重なり、聞こえずらかった部分がはっきりと聞こえます。それが実にいいのです。
「エリナー・リグビー」には彼女だけでなくマッケンジー神父も登場します。前のアルバムには「ミッシェル」がありましたが、ほかの名前でも一向にかまわないそれとは違って、リグビーも神父もマッカートニーが作り出した物語の登場人物として動き始めるのです。
レノンの作品にさもしいミスター・マスタードや、その妹で兄とは対照的なポリシーン・パムが現れるのは少し先になります。