ミミズが干からびて死んでいるのはよく見かけます。地中の生き物なのになぜこんな死に方をするのか不思議でした。死期の迫ったことを悟った老ミミズが、せめて一度だけでも太陽を拝みたいと願い、這い出してくるのではないかと(適当に)考えたことがあります。ただこの説には欠点がありました。干しミミズは単独ではなく、同時に何匹も発生しているという現象を説明できないのです。
最近、降雨などによって呼吸ができなくなったミミズが地上に出てくるということを知りました。昨夜は激しい雨が降りました。予想通り、早朝の路上にはまだ生きているミミズが数匹いました。安住の地にたどりつけるといいのですが。