旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

大盤ではなかったのね

「おお(う)ばんぶるまい」という言葉を辞書で引いたことはありませんでした。それでいて、「大盤振舞」と表記するものと思っていました。「椀飯振舞」の当字であることを昨日知りました。
「大盤」を大盛りの豪勢な食べ物と、勝手に考えていたのです。「漱石の文は当字だらけじゃないか」なんて憎まれ口をたたきたくなりますが、知って使うのと知らないのでは、天と地ほど違います。
いくつになっても、自嘲ではなく、愚かな私です。