旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

金曜日は西部劇

金曜日のNHK-BSはここ数年西部劇を放送しています。東映時代劇で育った私は、映画館で西部劇は一度も見ていません。ですから西部劇については何も知りません。
どうしたわけか今年になってNHK-BSの西部劇を見るようになりました。西部劇の人気が凋落していった時期の作品や、さえない主人公が出てきて、とても楽しませてくれます。イタリア製西部劇についてコメントするものもあります
昨日はトム・グライス監督の『ウィル・ペニー』を見ました。1968年の作品でチャールトン・ヘストンが主人公、ウィル・ペニーを演じていました。
ペニーは腕のいいカウボーイですが、教育を受けたことがなく、自分の名前さえ書けません。牛追いが終わり、わずかの金をもらい、次の仕事探しです。もう50歳なのに先の当てもありません。お約束通り素敵な女性との出会いがあり、二人で農場をやらないかと切望されますが、この歳では無理だと言って去って行きます。ぐっときちゃいました。