2025-02-24 亀山郁夫『ロシア・アヴァンギャルド』 亀山郁夫著『ロシア・アヴァンギャルド』(岩波新書/1996年)を読んでいます。現代美術についての知識がわずかですが増えましたので、前回よりは楽しく読んでいます。音楽はストラヴィンスキー、プロコフィエフやショスタコーヴィチのレコードしか持っていず、文学についてはまったく読んでいない人ばかりが登場しますが、これを埋めようとは考えていません。ロシア革命時に公認されていた芸術運動が、知識人を主体とするアヴァンギャルド(前衛)であったことは、革命の変質について考えるヒントを与えてくれます。