旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ホロヴィッツの弾くスクリャービン

スクリャービンロシア革命の前に亡くなったので、ロシア・アヴァンギャルドからはずしたのですが、あの時代に最も影響力のあったロシアの音楽家で、筆頭に記するべきでした。ホロヴィッツRCAに残したスクリャービンのモノラルレコードを持っていました。探しましたが見つかりません。
アヴァンギャルドがパリとモスクワを中心とした芸術運動です。それによって西洋の芸術が一変してしまったことに驚くしかありません。ドストエフスキーの小説まで唾棄すべきものとされたのですから。でも現在の美術館やホールのプログラムに、技巧を競う音楽のコンクールを除いて、それを見ることはほとんどありません。文学や演劇はどうなのでしょうか。