今回の「東京散歩」は、「その前は何度も通っているのだけれど、中に入ったことがないところに行ってみよう」篇です。大層なお題ですが、コースを決めてから偶然そうなっているのに気がついただけです。ただし、終点は何度も行っているお馴染みの場所で「看板に（ちょっとだけ）偽りありよ」です。
スタートはＪＲお茶の水駅。
この駅で降りると自然と足が向いてしまう場所があります。楽器店です。
楽器店巡りは今回のコースには入っていませんのから、プレリュードということにしました。
本当に楽器を探しているときは試奏に時間がかかりますので、今日は冷やかしだけです。
お茶の水橋から聖橋をぼんやりと眺めてから３軒の楽器店をまわりましたが、どの店も品揃えがほぼ同じで面白みがありません。
国内の小さなメーカーが組み立てたパッシブのエレクトリック・ベースがお目当てなのですが、今日まわった楽器店にはありませんでした。フェンダー・カスタムショップの製品に使えそうな木目のものがありましたが、食指が動くまでにはなりません。弾いてみて気に入ったなら欲しくなるかも知れませんが、残念ながら今日はその時間がありません。
楽器店の客層は相変わらず若い人が多いのですが、私と同年代の人たちも何人かいました。中高年のバンドブームのせいなのでしょう。
４、５０分楽器店で時間をつぶし、お茶の駅水駅の聖橋口に戻ってきました。第三回「東京散歩」出発です。
