2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
仕事をやめてから、自室でスティックタイプのお香をくゆらせるようになりました。瞑想など高尚なことをするためではありません。出不精の私ですから会社に行かないとなると、部屋にこもりきりになることは必定です。お香で老人臭を少しでもやわらげようと考…
二年目になった鉢植えのノボタンですが、花はあきらめていました。勢いのある新芽は出ましたが、すべて枯れてしまいました。その後細々とした芽は出ましたが育ちません。まだ死んではいないのだからと、とりあえず水やりだけは続けました。少しずつ大きくな…
どんなに実際の私と違っていても、夢の中で私は私でした。外国語が堪能で、抜群の運動能力を持ち、ルックスもいい、そんな私も夢の中では存在していたのです。改造人間にされたり、ホームレスになってしまったこともありましたが。でも、女性になった私や、…
雲を見るのが好きです。お金がかからずに楽しめるものは、どれも好きなんですけどね。写真も撮りますが、うまくいきません。銀塩時代にはいろいろなファイルターを試してみました。今は簡単に望む画像を作れますが、私は撮ったままの写真が好きです。この写…
音楽を聞く装置は2組あります。リビングにあるやや大型のものと、机の上に乗せた小さなシステムです。新しいUSB DACは卓上の方に繋ぎました。装置を変えたとき、チェックに使う音源は決まっています。今回は関係ありませんが、チェック用LPレコードは40年以…
髪を切った帰りに書店に寄り、藤野裕子著『民衆暴力 - 一揆・暴動・虐殺の日本近代』(中公新書)を買いました。鎌田茂雄著『朝鮮仏教史』(講談社学術文庫)は置いていませんでした。「新政反対一揆」という用語を知りました。「一九六〇~七〇年代の歴史…
重用しているUSB DACがマイナーチェンジされました。型番は旧製品のそれの後ろに一文字加えただけなので、変更点はごくわずかなのだろうと、高をくくっていました。が、スペックを見てびっくり。DACチップが変わっているではありませんか。それ以外も大幅に…
昨日は久しぶりに涼しい一日でした。長い梅雨、猛暑日と続いてきましたので、やっと一息つけました。夜には、案の定、コオロギが鳴き始めました。まだセミから主役を奪うことはできませんが、準備万端整っています。
ベランダのたぬきの森の木々はすべて鉢植えです。ですから簡単に様子を変えることができます。ジンチョウゲの葉が落ちるようになりました。陽がずっとあたっている場所にあるせいでしょうか。高温が苦手な植物はたくさんあります。陽の届かないところに後退…
夢に十万円札が出てきました。手にしたのではなく、実物大見本を見たのです。いろいろな紙幣がありましたが、絵柄や色合いははっきりしません。一枚だけ縦長で、比率も違った札がありました。それが十万円札でした。人物ではなく、ライチョウが描かれていま…
中世神話を知り、おぼろげだった日本の宗教の歴史がややはっきりと見えてきました。次は原典を読みたいのですが、手に入れるのは難しそうです。鎌田茂雄の『朝鮮仏教史』が講談社学術文庫に加わりました。朗報です。仏教は朝鮮経由で入ってきましたが、それ…
数年に一度馬琴の『南総里見八犬伝』を読みたくなります。原文で完読したことはありません。小学生の頃に子供向けにリライトしたものを読みましたが、よくわかりませんでした。山田風太郎の『八犬伝』がめっぽう面白く、岩波文庫版の第一巻を買ってはみまし…
たぬきの森近況報告の追加です。今年もサザンカにたくさんの蕾が付いています。全部は咲きませんので、三分の一くらい残して摘んでしまいました。昨年も同じようにしたところ、残した蕾はすべて咲きました。ツバキも蕾を付けました。この時期の蕾はすべて咲…
タヌキ似の私が鉢植えの世話しているベランダをたぬきの森と呼んでいます。先月からずっと咲き続けてくれたサルスベリはそろそろ終わりです。エダシャクはあれから見つかりません。一年中咲く働き者のボケですが、この夏はお休みかなと思っていたら、小さな…
青空文庫で三好十郎の戯曲『彦六大いに笑ふ』を見つけました。彦六は先代の林家正蔵さんの晩年の名で、昔見た映画『彦六大いに笑ふ』からその名前をいただいたといっていました。私はそのタイトルから、勝手に映画は時代劇なのだろうと決めていました。進藤…
一昨日に放映されたBSプレミアムの『新日本風土記』は久しぶりの新作で、熊野灘に面した地域に住む人々の生活を紹介していました。紀伊長島の家々には「蘇民将来子孫家」と書かれた注連縄(しめなわ)が飾ってありました。これは伊勢で見られるものと同じで…
夏の朝はミンミンゼミの鳴き声からはじまります。と書きましたが、そうなったのは旭亭に住むようになってからです。前の家はここの近くですが、アブラゼミの鳴き声しか聞こえませんでした。ミンミンちゃんの姿はほとんど見たことがありません。木にとまって…
「告訴するぞ」といわれたことがあります。「弁護士が間違いなく勝てるといっている」と付け加えたので、その気がないどころか、弁護士に相談さえしていないことがわかり、放っておきました。「間違いなく勝訴になる」なんていう弁護士は間違いなくいません…
私は東京都台東区立石浜小学校に通いましたが、通学路にお化け地蔵と妙亀塚(写真)がありました。お化け地蔵は板橋区に移転した古刹、総泉寺の境内にあったもので、三米以上ある露坐のお地蔵さまです。妙亀塚は梅若伝説に因んだもので、梅若の死を知った母…
昨日、津島市の津島神社に行ってみたいと書きました。それは同神社が牛頭天王社だったからです。今ある津島神社には午頭天皇も蘇民将来も祀られていません。ただ摂社の一つが蘇民社であったとの標識があるそうです。話は変わります。写真は岩手県奥州市の黒…
退職し、出張がなくなり、このまま東京から一歩も出ずに生涯を終えるのも悪くないと思っています。東京が好きなわけではなく、旅行嫌いだからです。そんな私ですが、行ってみたいところが一つだけあります。犬山市にある博物館明治村です。私は開村当時に一…
日射病から一週間以上になります。どこが悪いということはないのですが、膝に力が入らず、外に出る気はしません。猛暑が続いていますから、その方がいいのでしょう。散歩を休むと書いたときに、やりたいことがあるとも書きました。写真をじっくり撮ってみよ…
鉢植えのサルスベリが咲き続けています。夏に似合う花です。ところが紅葉がちらほら。こちらもきれいなのですが、花が終わってから楽しみたい。そんなに急がないでね。
昨日引用した柳田國男の『石神問答』にありました「鎮守神」ですが、私はずっと「氏神」か「地主神」を指すものと思っていました。今日のお題は唱歌「村祭」の冒頭で、この歌は小学生の頃によく歌いました。二番の歌詞には「年も豊年満作で 村は総出の大祭」…
柳田國男の『石神問答(しゃぐじもんどう』を読んでいて「祠(ほこら)の神」ということばに出会いました。祠の神とは何か。柳田はこのように書いています。「村々にはすでに一つ以上の正式の氏神・鎮守神の御社があって、住民は協同してその祭に奉仕してい…
年齢とともに本を読むスピードは落ち、内容がうまくつかめないことも増えました。それが嫌でたまらない時期もありましたが、今は気にならなくなりました。時間はたっぷりあるのですから、のんびり読めばいい。わからないのなら、理解できるまで繰り返し読め…
山中恒の『アジア・太平洋戦争史 同時代人はどう見ていたか』(岩波現代文庫)を再読しようと「まえがき」に目を通しました。そこに『ボクラ少国民』を書き始めたのは1972年とあり、そんなに遅かったのかと意外な感を持ちました。山中氏の、自分の少年時代を…
ベランダの鉢植えをよく並べ替えています。花がよく見えるようにとか、日が均等にあたるようにとか、理由はいろいろです。昨日はエアコンの室外機の熱風を受けないようにしました。鉢をあちこちに散らして置くことはありません。まとめたその場所を「たぬき…
日射病の後遺症のようなものはなく、食欲もあります。ただ倒れたときに右足のくるぶしをひねったようで、歩くときに痛みます。少しの間散歩は休むことにします。やってみたいこともありますので、いい機会かなと思っています。
昨日、外出から帰り玄関のドアを開けたときに、一瞬気が遠くなり倒れてしまいました。20分ほど強い日差しの中を、帽子もかぶらずに歩きましたので、日射病と思われます。このようなことは初めてです。老化は進むものであると自覚し、日々を送ることにします…