旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

村の鎮守の神様の 今日はめでたい御祭日

昨日引用した柳田國男の『石神問答』にありました「鎮守神」ですが、私はずっと「氏神」か「地主神」を指すものと思っていました。今日のお題は唱歌「村祭」の冒頭で、この歌は小学生の頃によく歌いました。二番の歌詞には「年も豊年満作で 村は総出の大祭」とあり、それが子供の私に、鎮守の神様は土地の神様という印象を与えたのでしょう。
鎮守神は寺院鎮守のために勧請されたことを最近知りました。それは国府鎮守、荘園鎮守と広がっていきます。
廃仏毀釈で神宮寺は破棄され、現在は福井県若狭神宮寺を残すだけです。鎮守社は鎮守していた寺の方が壊され残りました。
私の家の近辺には寺がありません。寺の多い町に育った私には寂しくてなりません。