旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2023-01-01から1年間の記事一覧

俳句の本

昨日の便りに俳句には興味がないと書きましたが、退院してから小西甚一著『俳句の世界』(講談社学術文庫/1995年第2刷)を再読し、第一部「俳諧の時代」に引き込まれました。これなら俳句の本を読めるかもしれないと書棚を探してみたところ、柴田宵曲(しば…

『渡邊白泉全句集』

今日の東京新聞朝刊のコラム「筆洗」に渡邊白泉の俳句「ラガー等(ら)の胴体重なり合へば冬」が引用されていました。俳句には興味のない私ですが『渡邊白泉全句集』(沖積舎/2005年)を持っています。(定価8,000円ですが自由価格本のシールが貼ってありま…

梅一輪

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)の梅が一輪咲きました。かすかな香りもあります。ということで、たぬきの森は今日から梅祭りです。皆さまのご来場をお待ちしております。

ペーパーレス

東京ガスの検針票がペーパーレスになるというチラシが入っていました。うーん、次は水道料金もそうなるのかな。スマホはなくてもパソコンはありますから、なんとかなるのでしょうが。パソコンが仕事に使われるようになった頃、これからは紙の書類がなくなる…

博多にいました

旅行嫌いで本州から一歩も出たことがありません。西は大阪までで、これは仕事上の出張です。なぜか旅行の夢はよく見ます。海外にもしょっちゅう行っています。テレビの旅番組やドラマが下敷きになっているようです。行く前の切符の手配などの面倒なことはす…

ウメが蕾を

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)の白梅が蕾を付けました。正月に咲かせようと室内に引っ越しです。二輪だけ咲いてくれた紅梅には蕾はありません。夏の暑さに耐えられなかったのでしょう。

久しぶりにめまいが

数年前からめまいがするようになりました。ほとんどが寝ている状態から体を起こすときにそうなり、一週間以上続きます。これもまた老人病とあきらめ、病院には行っていません。ここ一年はなかったのですが、一昨日の夜から始まりました。しかたないね。

「人生は後悔だ」

東京新聞日曜版に掲載されている飛鳥圭介の「おじさん図鑑」を毎週うなずきながら読んでいます。飛鳥氏は私より四歳上だそうで、このコラム以外は読んだことがありません。今日のタイトルは「人生は後悔だ」で、私の日頃の思いとぴったり重なっていました。…

十年前なら

今日の東京新聞朝刊の読書欄は「2023年 私の推し本!」でした。六つのジャンル別に三冊と読者推薦の本が十冊紹介されています。読みたい本が半分ほどありますが、昨年から本は買わないことにしていますので断念するしかありません。そうは決めていても欲しい…

バスドラム

1950年代のジャズのレコードを聞いていると、バスドラム(キックドラム)が明瞭に録音されているのに驚くことがよくあります。マイクの数も少ないでしょうから、それを狙って録ったとはとても思えません。たまたまそうなったのでしょう。それと当時のドラム…

ズボンを買いたいけれど

痩せてしまい着るものに困っています。上はMサイズを買っていましたからなんとか着られるのですが、ズボンはすべてだめです。なんとかベルトで締め上げてごまかしています。今のサイズでズボンを買っても先が心配です。もう少し体重を戻したいので、春まで待…

阿部謹也の本

堀米庸三は『正統と異端ヨーロッパ精神の底流』しか読みませんでしたが、同じ頃に阿部謹也の本を何冊か読み、新刊も見かけると買うようにしていました。読み返そうと書棚を探しましたが、あまり残っていなくてがっかりです。まず『刑吏の社会史 - 中世ヨー…

味覚

薬が減ったせいか、味覚がやや元に戻ってきたようです。食欲が出てきました。量はまだまだですが、食べられれば体力が恢復し、それにともなって増えていくでしょう。焦りは禁物です。

おっちょこちょい

先日、ガラス扉に思い切りおでこをぶつけてしまいました。大きな一枚ガラスが曇りなく磨かれていたので、開いていると早合点してしまったのです。ニット帽をかぶっていたせいか、けがはしませんでしたが、メガネが歪んでしまいました。子供の頃からおっちょ…

目標は55kg

中年になってからずっと小太りで、体重を減らそうといろいろ試みてみましたが、どれもうまくいきませんでした。夏頃から体調不良が続き、半年もしないうちに10kgほど痩せてしまいました。まさか自分に太りたいと願う日が来るだろうとは思ってもいませんでし…

薬が減りました

病院に行きました。退院してから二度目です。五種類の薬を飲んでいたのですが、二種減りました。食欲のない原因の一つに薬があるのではないかと思うことがありました。これでもうちょっと食べられるようになるといいのですが。

堀米庸三『正統と異端』

書棚の隅に堀米庸三著『正統と異端 - ヨーロッパ精神の底流』(中公新書/1988年21版)を見つけ一気に再読しました。名著との評価が高く、読むべき本にリストアップしてあったのですが、読んだのは三十代半ばでした。グノーシスなどについて書かれた本と勝手…

写真がないとね

先日サザンカのことを書きましたが写真は載せませんでした。いい形の花がなかったのです。サザンカはそれからも咲き続けています。こんなに咲くのは何年ぶりでしょか。

食べられない

今の食事量は元気な頃の三分の一以下でしょうか。昨日の昼は菓子パンを半分、夜は食べず、今朝は卵がけご飯でした。白いご飯がだめです。そばやうどんも食べられません。甘いものもほとんどNGです。これなら食べられると思うものを選んでいるのですが、途中…

宮澤賢治の全集

入院中、家に返ったら宮澤賢治の詩集『春と修羅』を読み返そうと決めていました。賢治の全集は三度買いました。どれも筑摩書房からの刊行で、残っているのは全八巻の文庫版だけです。愛着があるのは薄いブルーのクロス装のもので、天沢退二郎の『宮沢賢治の…

『新約聖書』

『新約聖書』に関する本を何冊か読みました。たまたま一冊を手に取ったら、あんな本もあったなと次次に読むことになってしまいました。『新約聖書』を初めて読んだのは高校一年のときです。入学して部活動を何にするか選んでいたら、聖書研究会のポスターが…

サザンカ

退院した私を迎えてくれたのは、散りかかったたぬきの森(ベランダの鉢植え群)のサザンカの一輪目の花でした。去年は、蕾はたくさん付けましたが、咲いたのは三輪だけでした。今年はもっと咲いてくれそうです。

体調は上下する

退院してから三週間が過ぎました。三週間も経ったら元の体調に戻っているだろうと思っていましたが、とてもとてもです。よかったり悪かったりを繰り返しています。で、今のところ悪かったりの方がまさっています。基礎的な体力を付けることを最優先すべきな…

幼なじみ

デューク・エイセスの「おさななじみ」は大好きな歌で、今でも最後まで歌詞を覚えています。小学六年生のときのバラエティ番組『夢で会いましょう』の「今月のうた」で、学校でもよく歌われていました。幼なじみの出てくる夢は、ある時期までは私にとってと…

髪を切ってスッキリ

床屋に行ってきました。二ヶ月半ぶりです。思っていた以上に伸びていて、床に落ちた髪の量にびっくりしました。

スウェットパンツ

脇腹から管が出ているので、引っかけたり押しつけたりしないように、ベルトのあるズボンではなくスウェットパンツをはいています。外を歩くのに初めは抵抗がありましたが、背に腹は代えられません。昨日はこの格好で歯科検診に行き、「歯磨き、よくできてい…

病院で読んでいた本

入院中はジョイスの『ユリシーズ』(丸谷才一/永川玲二/高松雄一訳)を読んでいました。なんでまたあんな面倒な本にしたのか?検査や治療でのんびりしてはいられないだろうし、四人部屋でしたから静かではないだろうし、ということで、註が多く少しずつしか…

即入院でした

病院に行ったときは、検査をしてすぐに帰れると思っていたのですが、そのまま入院となりました。病状は相当悪かったようで、翌日まで緊急手術の準備をしていたと、後になって医師が話してくれました。食事はなしで、何種類もの点滴を受けていたのですが、恐…

風呂に入りたい

退院したらまず風呂に入ろう、と決めていました。ところが脇腹から管を抜くまで入浴禁止となってしまいました。シャワーはいいのですが体が温まらず、この季節にはつらいです。排出液の袋を常に持って歩かなければならないことも、慣れてはきましたが、面倒…

紐付きの身

今の私は脇腹から管が出ています。管の端には排出液をためる袋が付いていて、人に見せられるものではありません。また管が外れると一大事なので、人出の多いところには出かけられません。散歩はしていますが、管があるうちは近所を歩くしかないのです。