旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

だくだく

昨日はATCのメセナ事業【江刺寄席】のプロデューサーでもある三遊亭王楽さんの独演会「三遊亭王楽の天狗道場」(日暮里サニーホール)を楽しんできました。 開口一番は小朝師匠のお弟子さんの春風亭ぽっぽちゃん。言い間違えもなんのその、「子ほめ」を可…

阿部薫のギター

フリージャズはよく聞いていた私ですが、夭折した阿部薫の演奏に接する機会は、残念ながらありませんでした。 生前、浅草のジャズ喫茶「フラミンゴ」でノイズミュージックの嚆矢、高柳昌行とのデュオライヴを収めたレコード「解体的交歓」を買ったことがあり…

ガットギターの名手たち

最近は聞かなくなりました、一時期、毎日のようにラルフ・タウナーのレコードに針を落としていました。 当時ECMの国内盤で出ていた、ギタリストごとに編集されたコンピレーションアルバムで彼を知りました。タウナーのほかにはパット・メセイニー、ジョン…

そうだ、ガットギターを弾こう!

先週、ふとガットギターが弾きたくなりました。 私の持っている楽器のほとんどは電気を使うものですが、ギターだけは3本ほどアコースティックを持っています。そのうちの1本がガットギターです。 早速、埃をかぶったケースを開けてみました。もう何年も弾…

旭亭きんとと

Vista のアカウント名は「旭亭きんとと」にしました。アカウントの画像がデフォルトで金魚だったからです。 森田芳光監督のデビュー作「の・ようなもの」の主人公の名前にあやかったつもりだったのですが、これは私の記憶違いでした。 二ツ目の落語家群像を…

なんとか終わりました。

Vista への移行が、無事にとは言えませんが、なんとか終わりました。予想していたことですが、最後はドライバで苦労しました。 オーディオインターフェイスは USB 接続と IEEE1394 接続の二種類を持っているのですが、後者はまだ使うことができません。前者…

悪戦苦闘中

Windows XP から Vista への移行はまだ終わっていませんが、なんとかこの便りを書けるところまで漕ぎつけました。 Windows は実用化された 3.1 からずっと使い続けている私ですが、今回ほど変化の大きさを感じたことはありません。セキュリティが強化された…

今日はOSの入れ替えです。

Windows XP が不安定になってきましたので Vista に変えることにしました。たぶん一日がかりの作業になるでしょう。 明日の便りを新しい環境で記せるといいのですが、あまり自信はありません。 さて、データのバックアップから始めることにしますか。

下町ことばに囲まれて

品川で生まれ、浅草で育った八代目林家正蔵の口から出ることばは、私にとってとてもなつかしいものでした。 私の育った浅草の外れの町は、関東大震災、東京大空襲の被害にあわなかった町だったのです。そのため、長く住み続けている人が多く、私は東京の古い…

ミズヤとハイチョ

正蔵師匠ばかりではさすがに飽きてしまいますので、間にほかの師匠の噺も聞いていました。志ん生師匠の「水屋の富」などです。 水屋と聞くと関西の方は家具を思い浮かべるのではないでしょうか。 私は「じゃりン子チエ」で家具としての水屋を知りました。ヨ…

男の子?女の子?

往復の新幹線では八代目林家正蔵の落語を聞いていました。「旅の里扶持」という、長谷川伸が書いた新作をじっくりと聞きたかったのです。で、それ以外の正蔵師匠の音源も iPod につめて出かけました。 私の持っている「旅の里扶持」は1971年9月の録音で、TBS…

採れたてのほやホヤ

江刺に行ってきました。 田植がすんだ工場裏の田圃の畦道で鴨を見かけましたが、合鴨農法をやっているのではないとのことでした。通りすがりの野良軽鴨が散歩をしていただけのようです。 昨夜はホヤを食べました。イワガキや殻付きのウニもおいしかったので…

小説を読み進められないときもある。

だいたい4〜6冊の本を同時に読む進めています。重めの本を1冊、非小説は2冊、残りは小説といった組合わせが効率がいいようです。 現在、重めのものは小熊英二「単一民族神話の起源」で、これは再読です。小熊氏の本は「<民主>と<愛国>」から刊行とは…

根付いたみたいです。

三週間前に腰を痛めて植替えた花木ですが、うまく根付いたようです。前回は葉をすべて落としてしまった木が二本ありましたが、今回は沈丁花が少し葉を落としただけですみました。 梔子の蕾がふくらんできました。蕾の数も多いので、あの甘い香りが長く楽しめ…

川本さんもC.C.R.が好きだったんだ。

晴れた休日となれば、これはもう書店までお散歩するしかありません。 何冊か新刊書を買って帰り、鈴木邦男&川本三郎の対談本「本と映画と『70年』を語ろう」(朝日新書)をソファーに寝転がって読んでいます。 川本氏の本はよく読みますが、鈴木氏の本は…

夭折者の楽器

ジャズで使われる楽器の中で、私はトランペットが一番好きです。表現力はサックスの方が上なのですが、リードを使わない、唇によってのみ作られるあの音色がたまらなくいいのです。サックスを地上の夜の楽器と例えるならば、トランペットは天上の朝の楽器で…

日野皓正健在!

朝日新聞夕刊の「人生の贈りもの」というインタビュアー欄に日野皓正が取り上げられています。 私がジャズを聞き始めたころ、彼の人気はアイドルタレントなみでした。それをバカにする年ごろでしたが、彼の演奏に接するとそんな気持ちはどこかに吹っ飛んでし…

携帯電話とは相性が悪いのかな。

auの携帯電話を使っていますが、ほぼ一日いる事務所内で、しょっちゅう通信不能になっています。他の人はそのようなことがないので不良品なのかもしれませんが、使えないわけではないのでそのままにしてあります。 元来電話嫌いで、個人で携帯電話を持った…

帰りがけの事故

出勤の時刻にはややばらつきがありますが、帰りはほぼ決まっています。 昨日、帰ろうとすると電話がかかってきました。事務上の簡単な連絡ではなかったので、時間をかけて応対しました。 電話を終え駅に着くと、なんだかヘンです。改札機のそばの窓口に長い…

ハートのエースが出てこない

キャンディーズの解散公演のスタッフをしている長〜い夢を見ました。 どちらかというとピンクレディーの方が好きだった私ですが、今年は解散30周年ということでキャンディーズに関する報道が多かったせいでしょう。 夢にはキャンディーズは一度も出てきま…

斎藤本のアフターマス

斎藤美奈子さんの「本の本」で紹介されていたジェンダー論の本をぼちぼち読み始めています。 遙洋子、大塚ひかり、若桑みどりといった読みやすい&興味のある分野のものしかまだ読んでいませんが、それでも教えられたことは数多くあります。また、斎藤さんの…

「葉隠」はないよな。

昨日フジテレビで放映されたドラマ「鯨とメダカ」を見ました。 ほとんどテレビは見ないのですが、田中邦衛と八千草薫の共演と、私の育った浅草が舞台とのことで録画しておいたのです。 八千草さんの営む煎餅屋が仲見世のそばにあるという設定で、それを取り…

梅の実

旭亭の梅の木に実がなりました。初めてのことです。 鉢植えですので、5ミリほどの実を見てつけたときには、これ以上は成長しないものと決めつけていました。姫リンゴのようなものだろうと思ったのです。 ところが立派に成長し、2センチほどの大きさになり…

会社訪問

今年もATCでは岩手県立産業技術短期大学に来春卒業予定者向けの求人票を提出しました。 同校の新卒者は引く手あまたですし、大手企業からの求人も多く、ATCのような小さな会社は、地元企業ということ以外にもなにか魅力がなければ応募が期待できません…

銀座通りを歩いてきました。

連休の最終日は都心に出かけました。 銀座の歩行者天国ってまだやっているんですね。よく晴れた空の下、車道の真ん中を歩くのは気持ちがいい。人の出も少なかったしね。 街頭インタビューをやっていました。アナウンサーの「大型連休の最終日、ここ銀座の歩…

昔の友とホッピーで

昨日は二十代のころからつきあっている友人と飲んできました。彼と会うのも久しぶりでしたし、居酒屋へ行くのも二十日ぶりでした。(たった二十日と笑うなかれ。居酒屋好きの私としては異例のことなのですぞ。)焼鳥とホッピーという黄金の組合わせを味わい…

一粒で二度おいしい

斎藤美奈子さんの「本の本」で紹介されていた本を何冊か読みました。 水村美苗「本格小説」は書名で買う気が失せた本でしたが、読んで正解でした。とにかく面白い本です。 斎藤さんに従い、序章はとばして読み始めました。小説でこんな読み方をするのは初め…

あんつるさん

最近の便りが愚痴っぽくなってしまい、反省しています。 仕事も私生活も順調なのですが、どうしても好事魔多しという思いに捉えられてしまうのです。多少波乱が多く生きてきたせいか、この、あたりまえといっていい生活が信じられなくもあるのです。 こりゃ…

変わらないこと、変わったこと

今年のGWもずっと旭亭にいることにしました。 GWに出かけたことがあるのかなと、この12年間の日記を調べてみましたら、なんと2回もありました。4年前は足利フラワーパーク、11年間には石和温泉に行っているのです。 さすがGW、出不精の私にとっ…

今年の【江刺寄席】は花形落語会

今年の【江刺寄席】の顔ぶれを見ると花形落語会と銘打ちたくなります。 前座のかっ好さんが25歳、二つ目のたけ平さんと王楽さんはともに30歳、主任のいっ平師匠にしても37歳の若さです。 三度目の出場になるかっ好さんは噺の数も増え、落語家らしくな…