今日入院し、明日抗癌剤治療を受けます。投与は十回ですが、一度目だけは様子を見るために入院するとのことです。退院は一週間後です。それでは行ってきます。
先日亡くなった田川建三の『キリスト教思想への招待』(勁草書房/2010年 第6刷)を読みました。何度読んでも第三章「彼らは何から救われたのか」には驚かされます。田川は「一切の宗教から解放さ」れたと書きます。この本には「原罪」という言葉は一度も出て…
身近に小さい命がいます。何よりも愛しいものです。一日でも長くそれに寄り添い生きるのが私の願いです。
7月6日の便りに「二月ほど前から、自分は幸せだと思うようになりました」と書きました。いきなりステージ4の癌と宣告され、そうとでも思わないと生きていけないといった、自分を守るために作り出した感情ではありません。妻と二人の娘が心から私を支えてくれ…
抗癌剤治療は、体に負担が大きいのと効果の不確かさから、受けるつもりがありませんでした。しかし骨癌の痛みがあまりにも強く、鎮痛剤でなんとか抑えていますが、私の望む生活が送れないので受け入れることにしました。全十回の治療となります。
先月のはじめから背中が痛むようになりました。体が痛むことはよくあり、さほど気にしませんでした。ところが痛みは激しくなるばかりで、眠れない夜もあります。8月の診察でCT検査を受け、骨癌がひろがっていることがわかりました。
セカンドオピニオンは、一度は考えましたが、受けていません。癌とわかったときに、原発部位がステージ4であちこちに転移していたことと、体力の問題からです。通院している大学病院には車で15分しかかかりませんが、他の病院に行くにはいくつかの交通機関を…
検査後の診察でも、診断は変わりません。根治はできないが治療(?)はしましょうとのことで、体に負担がなく、今のままの生活が送れるものを希望しました。投薬と診察日に腹部注射をすることになりました。それと、まだ余命という段階ではないと言われまし…
自覚症状はなく、自分が癌であると疑ったこともなかったせいか、宣告を受けても実感がありません。それでいて、根拠もなく余命はそれほどないのだろうと覚悟していました。しかし悲しいという感情は湧いてきません。翌週、一泊で検査のために入院しました。…
大学病院でいくつかの検査をし、紹介状の宛先である消化器内科で診察を受けましたが、検査結果には触れず、泌尿器科に行くように言われました。泌尿器科の医師からはいきなり「前立腺癌のステージ4で、肺やリンパ節にも転移していて治療方法はありません」と…
手術後は酒を禁止されることもなく、いつもの生活が戻ってきました。ところが年が明けてからしばらくすると、食欲がなくなってきたのです。通常の量が食べられないだけでなく、食べ物の匂いを嗅ぐのも嫌になってきました。近所のクリニックに行き、薬を処方…
昨年の5月に胆嚢を切除しました。内視鏡による手術で、その後通院もなくなりました。それまでに胃や大腸、肝臓の検査をし、癌は見つかりませんでした。これなら80歳まで元気で生きられるかもしれないと、気楽に考えていました。
体調がよくなったのではありませんが、少しの間便りができそうです。今年になってから何度も体調不良と書いてきました。それでいて病名などについては触れていません。プライベートなこともありますが、書くのが怖かったのです。明日から少しずつ書くことに…
痛みが減ったのは一日だけでした。こんなことしか書けそうもないので『旭亭だより』はしばらく休むことにします。今年二度目ですね。
背中の痛みはひどくなるばかりで、眠れない夜もありました。そんなときは悪いことばかり考えてしまいます。どうやらピークは過ぎたようで、昨夜はよく眠れました。心身ともにダメージがあり、当分は病人モードで生活します。元気で生き続けること、願うのは…
昨日の参議院議員選挙の比例代表で私が投票したのはラサール石井氏でした。当選したようです。選挙区の方は山本譲司氏を選びました。だいぶ前に著書を読み、誠実な人だと感じ、政治家としての復帰を望んでいました。残念です。
参議院議員選挙の投票をしてきました。比例区も候補者名を書きました。二人とも、当選はむずかしいかもしれません。あまりにも暑いので、公園で一休みして帰ってきました。
夢の中ではどんな危険な目に遭っても、これは夢なのだから大丈夫と澄ませていられます。ところが、それが夢ではなく現実に思え、困惑している経験をしました。恥ずかしいことに、美人局にあった夢でした。それ自体だけでなく廻りの人にも知れ渡り、なんて馬…
たぬきの森(ベランダの鉢植え群)のサルスベリが咲いています。いつもは夏の終わりに咲き始めるのですが、先月の猛暑のせいでしょうか。
背中の痛みがまだ続いています。右の肩甲骨辺りが激しく痛み、それが数日続きました。今は右腕の下部から肘に移ってきました。肩甲骨の痛みは残っていますがだいぶ軽くなり、ほっとしています。
銭湯に行く夢を見ました。私がむかし通ったような古い銭湯で、左側の男性脱衣所に入りましたが、客はなく、番台にも人はいません。時計を見ると、まだ開店前でした。次の場面は洗い場で、私は裸になっていました。湯船は空っぽです。そこで開店前だったこと…
夏の楽しみは畳の上に寝っ転がっての読書です。普段はソファーで、こちらも寝っ転がって、本を読んでいますが、寝返りを打てないのが玉に瑕です。畳の上で『黙阿弥の明治維新』(新潮社/1997年 第2刷)、小林恭二『悪への招待状 - 幕末・黙阿弥歌舞伎の楽し…
四週間毎に病院に行き、血液検査、注射、問診を受けています。最初に「根治はない」と言われましたので、投薬は一日一錠の小さな丸薬だったこともあり、治療には積極的ではありませんでした。今月から薬が変わりました。ラグビーボールのような形状で、かな…
昨日、この夏はじめてのセミの鳴き声を聞きました。ミンミンゼミです。私が育った浅草橋場にはミンミンゼミはいませんでした。家の真裏にある木でアブラゼミがせわしなく鳴いていましたっけ。
田沼武能(たぬまたけよし)の写真集は二冊持っています。『下町、ひと昔』(アサヒソノラマ/1980年)と『下町今昔物語』(新潮社/1996年)です。カバーは同じ写真で、収録作品にも重複があります。今日の東京新聞の『一枚のものがたり』欄は田沼の「紙芝居…
雨上がりの今朝は涼しく、ほっとしています。連日の暑さで体がだるく、食欲もありませんでした。用事で出かけるのですが、これなら熱中症にはならないでしょう。
渡辺保著『江戸演劇史』に続いて『明治演劇史』(講談社/2012年)を読んでいます。明治の狂言作者といえば河竹黙阿弥です。天保十四年(1843年)に二代目を襲名した河竹新七は、明治十四年(1879年)に『島鵆月白波(しまちどりつきよのしらなみ)』を古竹黙…
予想がはずれ、まだ背中が痛みます。痛みもやや強くなってきました。ただ、痛む箇所が違ってきたような気もしています。上の方、肩のあたりに移っているようなのです。一箇所がずっと痛んでいると、私が患っている病気と関係があるかもしれないので不安にな…
夢の中でずっとタンゴが鳴り響いていました。外国人男性が主人公でしたが、これといった物語はありません。彼は仲間と語り(口論もあり)、食事し、タンゴを踊っていました。私は出てきません。NHKで放送しているオランダのドラマ『マキシマ オランダ・プリ…
テッサ・モーリス・スズキ著/田代泰子訳『北朝鮮へのエクソダス - 「帰国事業」の影をたどる』(朝日新聞社/2007年)を読んでいます。この本も再読したかった一冊です。私のまわりには「帰国」した人はいませんでした。話題にもならなかったようです。浦山…