旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

読めない本はあきらめよう

通読できなかった理由の一番は、昨日書いたような「他の本に移ってしま」ったからではなく、内容が理解できないことです。くやしいが読める日も来るだろうと、泣く泣く(嘘です)書棚に戻していました。増える一方でしたが仕方がありません。
何年か後に、そんな本をすらっと読み進められたときは、小躍りがしたくなるほどでした。それ以後に読んだ本のおかげなのでしょう。本はいつかは読めるもの、何度でも読めばいいのです。
昨年病気をしてから、歯が立たずに読めなかった本はもう手にしないことにしました。考えが変わったのではありません。「いつか」を待つ余裕がなくなってきたと感じたからです。それなら読める本を一冊でも多く読んでおきたい。
そういいながら、途中でやめてしまった松本重治著『上海時代 - ジャーナリストの回想』(中公新書/全3冊)を読んでいます。