旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

伊勢から出雲へ

書棚の奥に半分読んでそのままになっていた千田稔著『伊勢神宮 - 東アジアのアマテラス』(中公新書/2005年)をみつけ、読み終えました。異色の伊勢神宮論で、なぜ買ったときに完読しなかったのか、不思議です。ついでに未読の新谷尚紀(しんたにたかのり)著『伊勢神宮出雲大社 - 「日本」と「天皇」の誕生』(講談社/2009年)も読みましたが、この説はなじみのものでした。さらに原武史著『<出雲>という思想 - 近代日本の抹殺された神々』(講談社学術文庫/2001年)を再読。
中世神話の本も読みたくなりましたが、これ以上コースを外れてはいけないと、ムガル帝国史に戻ることにしました。