旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

きのう何買った?

昨日はブラックフライデー、私にはなじみのない言葉です。そのせいでもないのですが、何も買いませんでした。買い物は好きな方ですが、だんだんと興味がなくなってきました。年金生活者になったからだけではありません。理由はいくつもあげられますが、やっ…

朝焼けと三日月

昨日は朝焼けが見たくて、暗いうちから散歩に出かけました。南天には芝居の書割のような細い三日月がきれいに輝いています。しばらく歩くと東の空が赤くなってきました。寒くはなく、いい散歩でした。

よなげる

今日の東京新聞『大波小波』欄で「よなげる」という動詞が使われていました。まったく知らない言葉です。『広辞苑』には語義が三つ記されていました。「沈黙の水底から丁寧に言葉をよなげて掬(すく)い上げるような」と書かれていましたので、(3)の「選り分…

マルケスを読んでいます

ガルシア・マルケスが読みたくなり、まず『予告された殺人の記録』(野谷文昭訳)を読了。続いて『族長の秋』(鼓直訳)を読んでいます。小説は思いつくままに読むことしましたので、次はどれにするのやら、自分でも楽しみです。でもラテンアメリカ文学はお…

サザンカにハチが

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)のサザンカが元気です。花は大きく、蕾も次次と色づいています。蜜を吸いにハチもやってきました。30分ほどいたでしょうか。

インスタントコーヒー

先月からインスタントコーヒーを飲んでいます。スティックのインスタントコーヒーを飲んだら結構おいしくて、「これでいいな」となりました。インスタントラーメンと同じで、コーヒーとは別物と思えばいいのです。それと、物価高で年金暮らしが苦しくなって…

明るい朝の散歩

早朝の散歩はやめ食後にしました。何時からとは決めずに、きままにやろうと考えています。まぶしいのでサングラス(度付き)をかけています。病気になる前は、季節の変化を楽しみながら長い時間歩いていました。今は足腰の衰えを遅らせるためだけに歩いてい…

つらかった一週間

今週は火野正平さん、北の富士勝昭さん、桂雀々さんと、私の好きな人たちの訃報が続きました。雀々さんとはお会いして、お話をしたことがあります。私が席亭をやっていた「江刺寄席」に出演してくださったからです。雀々さんは「江刺寄席」には初出場だった…

ガスストーブ点火せず

旭亭の暖房はずっとガスストーブで、エアコンは使いません。とてもちっちゃなストーブですが、日当たりがいいのでそれで間に合うのです。今のは2台目で替えて5年になります。先代は故障なしで15年以上がんばってくれました。それ1台ですましているのは、ケチ…

範囲を広げて

満洲関連の本を、当初より範囲を広げて読んでいます。楊海英著『日本陸軍とモンゴル - 興安軍官学校の知られざる戦い』(中公新書/2015年)もその中の一冊です。著者の中国憎悪は相当なもので、関東軍の評価が錯綜しています。興安軍官学校の卒業生に対する…

散歩は朝食後に

このところ散歩に出かけるのは5時30分でしたが、上を見ると星空で、朝食後明るくなってからにすることにしました。病気をしてからは暗い道を歩くのが怖くなりました。それと、あんまり寒い日もやめることにしましょう。年寄りの冷や水と言われても受け流して…

耳が少し遠くなってきたような

会話していて、聞こえにくいことがあるようになってきました。耳鳴りはだいぶ前からですが、難聴はまだと思っていました。こうやってだんだんと聞こえなくなっていくのでしょう。認めたくないのですが、意固地になるのは嫌われる老人の典型です。残念だけど…

お出かけ日和

昨日は立川に行きました。晴天で暖かく、駅周辺はにぎわっていました。伊勢丹で買い物をしたのですが、二階には長蛇の列ができていました。昨日は21日から始まる「立川立飛歌舞伎」のお練りがあったそうですが、列の辺りには歌舞伎衣裳が展示されていました…

銀杏日和

近くにある遊歩道のイチョウがいい具合に黄葉していました。いくらイチョウを撮っても、うまくいったことはありません。今度こそ、と意気込んで挑みましたが、このありさまです。「写真を撮ることよりも、感動することの方が大事なのさ」なんて、十年一日の…

アレと飢餓感

本を買わなくなって二年になります。未読の本がたくさんあるので、困ることはありません。が、昨日書いたような読書をしようとすると、足りない本がいくらでも出てきます。手許にヘーゲルが一冊もありません。原口清の本もなし。処分してしまったあれもこれ…

老いと競ってアレをする

背筋を伸ばし、老いと競い、さて何をするかというと、やっぱりアレです。読書。それじゃ何も変わらない、と口出しするなかれ。質と量のアップを心掛けるのです。『神聖喜劇』を読みながら、それはうっすらと見えていました。今はここまでに止めておきましょ…

「若いね」

昨年の今頃は入院していましたので、朝散歩のできることが嬉しくてたまりません。5日に書きました伊藤比呂美さんの人生相談の回答にあった「さあさあ、忙しくておちおち老いてるひまはありませんよ」というエールに、読んだときからずっと元気づけられていま…

飲酒考

今月になってから、ほとんど酒を飲んでいません。飲みたくならないのです。こりゃ飲み過ぎだなと感じたときに、一月ほどやめたことが何回かあります。夕方になると飲みたくなるのですが、我慢はむずかしくありませんでした。依存症ではないと安堵しました。…

狸と遊びたいワン

今日の散歩では何頭もの犬さんと出会いました。数日ぶりの晴天だからでしょう。私に話しかけてくる犬さんもいます。「ワンワン(狸さん遊んで)。」「狸さん」とは私のことです。私の方に来ようとするのですが、飼い主にリードを引っ張られ、こう言われてい…

シェイクスピアの喜劇

嫌な夢を見たので、満洲関連の本を読むのは先延ばしにしました。そう決めると、シェイクスピアの喜劇が読みたくなりました。ラム姉弟の『シェイクスピア物語』を読んだのは中学一年の時でした。学校の図書室にあった本で、とてもおもしろく、すぐに河出書房…

僕の村は戦場だった

目覚めると自分の住むところが突如戦場になっていた夢を見ました。私は二十代前半で、畑の多い平地の村に住んでいました。「敵が攻めてくる」と、村は大騒ぎです。でも戦争の話なんて、今まで一度も聞いたことがありません。着の身着のままで外に出ると、村…

サザンカの蕾

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)のサザンカの蕾がふくらんできました。私はサザンカの葉、蕾、花、どれも好きです。昨年は退院した私を一輪目の花が迎えてくれました。

カラオケ

5,555通目の便りです。NHK-BSの『団地のふたり』が終わってしまいました。日曜日が待ち遠しい!ドラマでした。最終回には視聴者への素敵なプレゼント、「ふたり紅白歌合戦」がありました。大晦日にテレビが壊れてしまったので、ナッチャン(小林聡美)とノエ…

甘粕正彦に関する三冊

甘粕正彦について書かれた三冊の本、佐野眞一著『甘粕正彦 - 乱心の曠野』(新潮社/2008年)、角田房子著『増補改訂 甘粕大尉』(ちくま文庫/2005年/原本は1975年)、山口猛著『幻のキネマ満映 - 甘粕正彦と活動屋群像』(平凡社ライブラリー/2006年/原本…

鼻孔が痛い

左側の鼻孔内が痛みます。できもののような痛みです。鼻が詰まることはよくありますが、このような痛みはあまりありません。右のこめかみの痛みはいつのまにかなくなりました。あちこち痛むのは老人の証しくらいに考えています。

72歳

東京新聞の伊藤比呂美が回答する人生相談『比呂美の万事OK』が、隔週火曜日掲載なので、待ち遠しくてなりません。東京新聞には金曜日に、持ち回りの複数の回答者による人生相談もありますが、こちらはいかにも新聞の人生相談で、相談内容を読めば回答が読ま…

武満徹『秋庭歌』

秋なので、それをタイトルに入れた音楽を聞くことにしました。すぐに浮かんだのが本田路津子の1970年のヒット曲「秋でもないのに」でした。この曲、好きだったな。でも歌は多すぎて除外です。日頃聞かないものにしようと、選んだのが武満徹作曲の雅楽『秋庭…

"Tipitina"

夢の中で"Tipitina"が鳴っていました。プロフェッサー・ロングヘアが1953年に発表した曲です。好きですが夢にまで出てくるとは、ふ~ん、何でかな?散歩で聞いていたのは"The Cosimo Matassa Story"という4枚組のコンピレーションアルバムでした。歩いている…

体調低下

なんとなくだるく、湿疹ができたり、耳鳴りが激しくなったりと、体調があまりよくありません。気温が急に下がったせいかもしれません。このようなことは年に何度かあり、老人にはありがちなことと、かなり慣れてきました。体調が低下しても気持ちを維持でき…

うっ、寒!

数日前から急に寒くなりました。よく言われていますが、秋を飛ばして冬が来た感じです。散歩の支度をしていたら、鼻水が止まらなくなりました。風邪をひいたのではなく、何かの花粉のせいです。治まるのを待って外に出ました。LEDの付いたハーネスの犬を見か…