旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

また胃痛

一昨日病院に行き、先週検体を提出した検査の結果を聞きました。陰性とのことでほっとしましたが、まだ治癒していないので、投薬は続けることになりました。今飲んでいる薬は一種類で、これに変えてからは胃痛はありません。昨日のワクチン接種ではその薬を…

7回目の接種

新型コロナウイルスワクチンの7回目接種をしました。今日は中秋の名月です。晴天ですので満月の中秋の名月を見られることでしょう。昨日の月もとてもきれいでした。

モンタノス派

本は買わないことにしているのですが、決意が揺らぐときもあります。平凡社の新刊『聖霊の舌 - 異端モンタノス派の滅亡史』(ウィリアム・タバニー著、阿部重夫訳)が読みたくてなりません。手許にあるキリスト教史ではモンタノス派にほとんど触れず、わず…

指出

ある本に「指出」という言葉がありました。読み方もわからず、手持ちの漢語辞典を引きましたがどれにも載っていません。言葉の前後からこのような意味ではないかと推察しましたが、その後も何度も出てきましたので、曖昧なままではすまされません。ある本と…

新しいイヤモニ

先週入手したイヤモニを付け早朝散歩をしています。新しいこともあるのでしょうが、音に繊細さがありません。よくいえばぶっとい音です。ここのところハードバップを聞いているので、それには向いています。付属のケーブルはいかにも安物ですぐに換えようと…

散歩コースを追加

早朝散歩のコースは二つので、どちらにもいくつかのバリエーションがありますが、ひとまず西へ向かうのは同じです。東コースがあってもいいのではないかと、早朝散歩ミニでよく歩いていた道を加えることにしました。でも、正式メンバーと決めたわけではあり…

シャコバサボテンの挿し木

今年は初めてシャコバサボテンの挿し木をやってみました。一度目は時期が早すぎたようで根が出ませんでしたが、二度目はうまくいきました。今は挿したときのままでばらばらになっています。もう少し大きくなったら鉢の真ん中にまとめてみるつもりです。来年…

ゲーテを読んだのはいつだったっけ

池内紀訳の『ファウスト』(集英社文庫)を読んでいます。ゲーテだけでなく、ドイツの小説はまったくといっていいほど読んでいません。すぐ見つかったのはこの本とトーマス・マンの『魔の山』(岩波文庫)だけでした。『魔の山』の訳文が読みずらかったのを…

1DDのイヤモニ

耳の衰えでスピーカーの音に満足できなくなったと前に書きました。ヴォリュームを上げればなんとか聞けるのですが、集合住宅ではそうもいきません。ポータブルオーディオに挿して使っているイヤモニ(インイヤーモニター)の音が今は一番です。高級品はあり…

デパートの大食堂

勤務初日に社員食堂に行く夢を見ました。若い私はとても緊張していましたが、昔のデパートの大食堂にそっくりで、ほっとし嬉しくなりました。天麩羅定食の食券を買ったのですが、口にする前に夢は終わってしまいました。本日のおすすめ定食にすればよかった…

折口信夫『古代研究』

私の持っている折口信夫の『古代研究』は中公クラシックス版全四冊で、底本とした全集を編集したものです。折口の本がわかりにくいのは、読者が日本古典を、それも記紀から浄瑠璃や歌舞伎台本まで一通り読んでいることを前提としているからなのだと、この頃…

暑い日にふと思い出したこと

熱中症を用心して昼間は出かけないようにしていますが、今日と先週に一度、用事があり外出しました。あまりに暑く、熱中症寸前でした。古いテレビドラマを思い出しました。近衛十四郎と品川隆二のバディもの時代劇、素浪人シリーズの中の一作で、主人公が月…

キクイモ

そろそろ早朝散歩ミニからミニを外そうと、通常のコースを歩いてみました。浅川の土手と河原にキクイモの花がたくさん咲いていました。川のそばだけにあるのはどうしてなのでしょうか。

大津絵

大津絵と聞くと、絵画ではなく俗曲の大津絵節の方を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。でも、私のように、知っているのは「冬の夜」だけなのでは。(古今亭志ん生の録音で有名です。)本来の大津絵は見たことがありません。八王子夢美術館で15日か…

咲きたてのムクゲ

あちこちでムクゲが咲いています。たぬきの森(ベランダの鉢植え群)にもありました。ムクゲは咲いたその日に散ってしまいますので、午後になると少しずつしぼんでいきます。ですから早朝に見るのが一番です。たぬきの森にあったのは一重の白で真ん中が紅い…

中央線グリーン車を見ました

今日の早朝散歩ミニでJR中央線の線路沿いを歩いていたら、豊田車両センターに見慣れない車両がありました。中央線カラーなのですが、どう見ても二階建てなのです。近寄るとグリーン車のマークが付いていて、話に聞く中央線グリーン車であることがわかりまし…

お恵ちゃん

BSプレミアムで松山恵子と神野美伽の『ふたりのビッグショー』を見ました。私の一番好きな歌謡曲は「お別れ公衆電話」です。一番好きな女優がジャンヌ・モローであること同様、数十年変わっていません。お恵ちゃんの歌はテレビの懐メロ番組で知ったのではな…

膝と腰の痛みがなくなりました

早朝散歩ミニを始めたときには膝と腰に痛みがありましたが、いつの間にか消えていました。といっても長いつきあいですから、そのうちにまた顔を見せることでしょう。ハードバップは散歩向きかもしれないなんて書きましたので、今日もそれでやってみました。…

ハンク・モブレー

早朝散歩ミニではずっとクラシック音楽を聞いていました。昨日はマレイ・ペライアが弾くベートーヴェンのピアノ協奏曲第一番でした。クラシックも悪くはないのですがテンポの合わないことがあり、本編ではR&Bやロックンロールを聞き続けてきた理由がわかりま…

陸軍省の別班

話題のテレビドラマ『VIVANT』ですが、「別班」という言葉を意外な本の中に見つけました。ドラマとは全く関係はありません(戦前の陸軍省で使われた組織名なので、かすっていないこともないのかな)。その文章の内容が興味あるものなので引用いたします。勁…

階段はきつい

早朝散歩ミニではコースを決めず、毎回違う道を歩いています。体調にまだ自信がないので、家からあまり離れないようにしています。ただ早朝散歩本編のコース同様、信号のない道を選んでいます。今朝は階段を上りました。熱中症になってからは、階段の昇降時…

耳の老化も進んでいます

LPレコードを数枚、主にECMのアナログ録音のものを、じっくりと聞きました。私はずっとCDよりLPレコードの方が音がいいと感じてきました。歳のせいで高音が聞こえづらくなってきましたが、低音の包み込むような広がりはCDにはないものです。ところがそれが聞…

『共同研究 転向』

思想の科学研究会編『共同研究 転向』(平凡社)は全三巻の大部な本ですが、私が高校生の頃はちょっと大きな書店には決まって置かれていました。現在は平凡社の東洋文庫で入手できます。当時の私は、今もあまり変わりませんが、とても短絡的で、思想の科学=…

買い物好きだったんだけど

先日ブックカバーを「買う気になっています」と書きましたが、まだ買っていません。買い物は好きというより、人生の大きな楽しみと思っていました。ところが数年前から、自分がいなくなった後に貰い手のない多量のガラクタが残された情景が目に浮かぶように…

"Paganini for Two"

早朝散歩で聞く曲はずっと古いR&Bやロックンロールだったのですが、ミニになってからはクラシックに変わりました。理由はありません。今朝選んだのは"Paganini for Two"というアルバムです。パガニーニがヴァイオリンとギターのために作った曲を集めたもので…

次はサザンカ

たぬきの森(ベランダの鉢植え群)は今サルスベリしか咲いていません。次に咲くのはサザンカで、すでにたくさんの蕾を付けています。蕾が多すぎるので毎年半分以上摘んでいます。昨年もそうしたのですが、数輪しか咲きませんでした。どうせ落ちてしまうので…

夏目漱石『道草』

今まで漱石唯一の私小説的作品とありきたりの感想ですませていた『道草』に引き込まれました。『道草』は1915年に書かれましたが、1903年から翌年にかけてのことが書かれています。荒正人著の『漱石研究年表』(集英社/1974年)のその時期をみると、小説に出…

新人作家を発掘

新人作家のエージェントとなり、彼女のデビュー作をヒットさせ、二作目にダメ出しをしているという、おかしな夢を見ました。それもアメリカで、です。作家の名前はサマンサ・ハイスミスで、パトリシア・ハイスミスの姪孫(てっそん)です。サム(サマンサの…

柄谷行人再読

昨日は散歩だけでなく、買い物にも行きました。もう大丈夫かなと安心していたら、今朝はわずかですが膝と腰に痛みがあり、早朝散歩ミニはやめました。まだまだですね。柄谷行人の本は初期のものしか持っていないのですが、読み返しています。まったく理解で…

ブルームーンを見ながら

昨日は一月に二度目の満月、ブルームーンでした。今日の早朝散歩ミニでもきれいな月が見られました。月は変わったけど、ブルームーンでいいのでしょうね。プレイリストにジョン・レノンの歌う「ミスター・ムーンライト」を入れておけばよかったと悔やんでい…