2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日曜日の朝のお楽しみは新聞の読書欄です。執筆者の選択にはどの新聞も力を入れているようで、それぞれに特徴があります。 私は読売新聞と日本経済新聞を読んでいますが、最近の前者の読書欄には異色の評者が登場し、あれあれと思うこともありますが、新風を…
室内履きを布わらじに変えました。靴下が必要になるまでは、これで通すつもりです。 子供のころに、荒縄でちょいちょいとわらじを編んでしまう人を見たことがあります。 「おとうは土間でわら打ち仕事」はしていませんから、父ではありません。誰だったのか…
半年に一度くらいの割合でメールをくれる友人がいます。そんな彼から今日メールが届いていました。 それがなんと1月9日に書いた私のメールへの返信で、「飲もうか?」という誘いに半年ぶりで応えてくれたものでした。 メールをもらうと、すぐに返信をしな…
ATCのメセナ事業、第二回【江刺寄席】のポスターができあがってきました。制作は江刺プリント社で、レトロなデザインがきまっています。 【江刺寄席】のプロデューサー、三遊亭王楽さんはどうやら普段着の寄席をテーマに今回の番組を作ってくれたようで、…
毎年この時期になると、なぜか熟睡できなくなります。たぶん気候のせいか、あるいは掛け布団が夏用の薄い肌掛けに変わったせいなのでしょう。 寝付きは相変わらずよく、布団に入って5分以内には(たぶん)高いびきをかいています。が、夢を見ては目覚めるこ…
鉢植えの梔子、昨年は植え替えをしたせいかひとつも蕾をつけなかったのですが、今年は無事咲きました。まだ一輪だけですが、たくさんの蕾がありますから当分甘い香りを楽しめそうです。 梅雨時の花というと、紫陽花と梔子くらいしか思い浮かばないのですが、…
引き続きまして申し上げまする。 「円朝芝居噺 夫婦幽霊」のブックカバーは凝った作りになっています。 トレーシングペーパーのような半透明の紙の裏には、円朝が所蔵し、全生庵に寄贈された円山應岱の「夫婦幽霊図」が裏返しに印刷されています。カバーの表…
辻原登の新刊「円朝芝居噺 夫婦幽霊」を読みました。仕掛のたくさんある小説です。たぶん最近の映画のように、繰り返し読むほど面白さが伝わってくる小説なのでしょうが、簡単な感想を書いておくことにします。 この本の三分の二は、作者辻原登が手に入れた…
江刺には毎月行っていますので、お土産を買うことはほとんどなくなってしまいましたが、今回は知りあいに頼まれ、南部風鈴を求めてきました。 ATCの工場のある奥州市江刺区の隣、水沢区には南部鉄器の工場がたくさんあります。私がいつも行くのは、東北新…
江刺に行ってきました。 昨夜から雨が降りましたから、今日は涼しかったのですが、昨日は30度を越える暑さでした。湿度が低いので、東京よりは過ごしやすいのですが、それでも暑すぎます。 昨夜は、以前「旭亭だより」に書いたことのある「先生」と、久し…
錦ちゃんやお嬢の映画を夢中になってみた映画館は白鬚橋東詰にあった「白鬚東映」でした。しかし、私たちはこの映画館を正式な名前で呼ぶことはありませんでした。 揶揄する気持ちと、ちょっとばかりの親しみを込めて「ブタカン」と呼んでいたのです。たぶん…
今年は美空ひばり生誕70年ということで、NHK・BSでは先週からお嬢の主演映画を放送しています。 私が見たのは「べらんめえ芸者佐渡へ行く」だけですが、今週は江利チエミ、雪村いづみとの三人娘による三作を放送するそうで、楽しみにしています。 昭…
6月10日の便りに「すべからく」の誤用について書きましたが、呉智英さんの新刊「健全なる精神」にまたまた大物の誤用が紹介されていました。 なんとあの岩波書店の書籍広告にあったというのです。その本は宮嶋博史氏他三名の編による「植民地近代の視座」…
元気の出ないときは大好きな歌手の歌を聞くのが一番です。そこで、私より3歳年上のボニー・レイット姐御のCDを引っ張り出しました。 実は私がボニーをきちんと聞き始めたのは最近のことです。グラミー賞にいつもノミネートされていましたから彼女のことは…
今月の初めにひいた風邪がまだ治りません。咳が止まらないのです。 風邪はあまりひかない方ですし、ひいたとしても長引くことはありませんでした。でも、今回は勝手が違います。 しつこい風邪、という言い方は、風邪に性格があるとは思えませんので使いたく…
洗髪の後、ドライヤーで乾かす習慣がないので、髪にはいつも寝癖がついています。 猫っ毛なので、以前はお湯や整髪料で簡単に直ったのですが、白髪が増えてからそうもいかなくなりました。白髪って細くても固いんですね。 現在は6、7割が白髪になっていま…
数人の好みの作家の小説だけを読んできた私ですが、昨年あたりから少し範囲を広げるようにしました。 また、お楽しみには時代小説を読んできたのですが、エンターテインメント作品にも手をつけるようになりました。 この便りにも書いたことがありますが、辻…
昨日、旭亭の郵便受けに面白いチラシが入っていました。 クリーム色の紙に黒一色で印刷された求人のチラシなのですが、なかなかの出来です。 勤務先は日野市内にある大手企業の工場で、募集しているのはその中で業務を請け負っている別の会社です。 チラシの…
今月発売された INTERNET の音楽製作ソフト、MIXTURE で土日は遊んでいました。 ACID を嚆矢とするループ素材を貼り付けて曲を作るタイプのソフトですが、Singer Song Writer を製作している INTERNET ならではの特徴がいくつかあり、他のそれとはひと味違う…
これは366通目の便りとなります。「旭亭だより」はなんとか毎日更新を続け、二年目を迎えました。 これを機会にデザインを変えることにしました。といっても自分で作ったわけではなく、相変わらずの「かんたんデザイン」です。 この一年間で手持ちのネタ…
放送された言葉の間違いについて二度ほど書きましたが、これらは消えてしまうもので、見つけたときに笑ってバカにして、それでおしまいでもいいのかも知れません。 しかし公刊された文章の中のそれとなると、後々まで残ってしまうものですから、ことは深刻で…
アナウンサーが漢語の読み方を間違えることがたまにありますが、訂正するのを見たことがありません。<差別的>な表現には、すぐにお詫びの言葉やテロップが入りますが、あれはどうしてなのでしょうか。 だいぶ前のことですが、テレビ朝日のサグラダ・ファミ…
中央線の新型車輌への移行が進み、乗る機会が増えてきました。 新しい電車はよくできているのですが、気になることがひとつあります。乗り心地ではなく車内放送です。 車掌による案内から録音された女性の声に変わったのですが、イントネーションのおかしい…
日頃使い慣れている言葉でも、意味を取り違えていないかと気になることがあります。 昨日もふと心配になり、手元の「大辞林・第三版」で【慇懃無礼】を引いてみたところ、こう書かれていました。 表面の態度は丁寧だが、心の中では相手を軽くみている・こと…
まだ体調が勝れません。 社員の家族が先週肺炎で入院したことや、「家内が百日咳になったときに似ていますね」と心配してくれる声を聞くと、病院に行こうかなと思うのですが、躊躇しています。 昨年の11月にも、前日まではなんでもなかったのに急に発熱し…
4、5日前から咳が出るようになりましたが、あまり気にしていませんでした。掛け布団を蹴飛ばして寝ていることが多いので、そのせいだろうと軽く考えていました。ところが咳はどんどんひどくなり、痰がからむようになってきました。 痰が切れればどうと言う…
昨日の夕方、とある私鉄駅で改札を出ると、焼き鳥のいい匂いが漂っていました。 「一杯やっていくか」と店を探しましたが見つかりません。あれっ、絶対焼き鳥屋があるはずなんだけどなぁ。もう一度よく見回しますと、目の前に「煮込み」と書いたのぼりが立っ…
昨年の6月から書き始めた「旭亭だより」ですが、その2通目は社員の父の突然の死に触れたもので、「永久欠番」という表題でした。 それは、親しい人の死は永久欠番だと歌う中島みゆきの曲のタイトルを借用したものです。 友人の死はまだ一度も経験していま…
「古川ロッパ昭和日記」全四巻が完結しました。 久しぶりに予約購読しました。特典があったからです。 机の上に全巻を積み上げて(なんと20センチ!)、少しずつ読み進めているのですが、果たして読み終えることができるのだろうか、と心配になってくるほ…
三遊亭王楽さんから【江刺寄席】ご案内の言葉をいただきました。 今日からATCのホームページで公開していますが こちらにも掲載させていただきます。 プロデューサーから一言 【江刺寄席】プロデューサーを務めることになりました 三遊亭王楽で御座居ます…