旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

旅する神々

伊藤聡著『神道の中世 伊勢神宮吉田神道・中世日本紀』(中公選書)をきっかけに神仏習合について調べています。そうなるとなんといっても八幡神の登場です。
のちに八幡大菩薩となるこの神様はあちこちを旅して宇佐の地に落ち着きます。東大寺の大仏造立を助け、都にもやって来るのです。
旅する神には午頭天王もいます。八幡神も午頭天王も新羅の神です。
これらについての何冊かの本は既読のものですが、まとめて読むとそれぞれが補い合い、理解が深まるだけでなく、違った世界が見えてきます。
古代朝鮮についても知りたいな。