旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

今年の【江刺寄席】は花形落語会

今年の【江刺寄席】の顔ぶれを見ると花形落語会と銘打ちたくなります。
前座のかっ好さんが25歳、二つ目のたけ平さんと王楽さんはともに30歳、主任のいっ平師匠にしても37歳の若さです。
三度目の出場になるかっ好さんは噺の数も増え、落語家らしくなってきました。林家正蔵師匠の一番弟子たけ平さんは師匠とは違った藝風で、落語の今を感じさせてくる逸材です。【江刺寄席】のプロデューサーでもある王楽さんには(みなさまおなじみで今さら言うこともないのですが)大器の片鱗がうかがわれます。ご存知いっ平師匠は昭和の爆笑王、林家三平師匠ゆずりの天性の明るさを持った得難い落語家です。
また、かっ好さんは今秋二つ目に、王楽さんは来秋真打ちに、いっ平師匠は来春二代目三平を襲名するなど、今年から来年にかけて大きな飛躍が期待できる方々です。
ほかにも、女子大生の作るフリーペーパー「らくご☆まがじん」の「イケメンらくご家グランプリ」で王楽さんが34歳〜30歳の部の第3位に、いっ平師匠は49歳〜35歳の部で第1位に選ばれるなど、話題が豊富なメンバーでもあります。


過去2回の【江刺寄席】、お若いお客様が少ないことがちょっと気になっていました。今年は出演者と同年代の人たちにもぜひ聞きに来てもらいたい席亭であります。