旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

宮澤賢治の全集

入院中、家に返ったら宮澤賢治の詩集『春と修羅』を読み返そうと決めていました。
賢治の全集は三度買いました。どれも筑摩書房からの刊行で、残っているのは全八巻の文庫版だけです。愛着があるのは薄いブルーのクロス装のもので、天沢退二郎の『宮沢賢治の彼方へ』(思潮社)を傍らに、何度も何度も読みました。校本全集は私の手には負えませんでした。