数年に一度馬琴の『南総里見八犬伝』を読みたくなります。原文で完読したことはありません。
小学生の頃に子供向けにリライトしたものを読みましたが、よくわかりませんでした。山田風太郎の『八犬伝』がめっぽう面白く、岩波文庫版の第一巻を買ってはみましたが、読み通せませんでした。
今からならまだ間に合うかもしれません。テキストは、文庫本は読みづらいので、新潮日本古典集成がいいかな。全十二冊、新刊ではもう入手できませんが、古書なら可能です。例の十万円はまだ使っていませんので、それを充てればいい。
さて、どうしましょ。