旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

金環日食観察記

金環日食時の旭亭周辺

昨日は3時に目が覚めてしまいました。二度寝は頭が痛くなるので、本を読んだり、録画したテレビドラマを見ながらそのときを待ちました。
旭亭のベランダから見られないのはわかっていましたから、7時少し前に外に出ました。帽子をかぶり、観測グラスとカメラをバッグに入れてね。
公園に行くつもりでしたが、高い木がじゃまをするだろうと考え、近場で太陽のよく見える場所をさがしました。
観測グラスを目に当てると、太陽はすでに三日月のようになっていました。雲にときどき隠れてしまいますが、これくらいなら上出来です。
7時半、金環がはっきりと見えました。写真はそのときのものです。あたりはそんなに暗くなりません。小学1年生のときの日食では、夕方のように暗くなった記憶があります。あれは皆既日食だったのでしょう。
実はこの時点で、私は皆既日食金環日食が違うものだとは知らなかったのです。相変わらずの無知蒙昧ぶりです。
太陽が下弦になったのを確認して、旭亭に戻りました。観測グラスが無駄にならなくてよかったと思ってしまう、自分のせこさに苦笑しながら……。