旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

アサヒ会通りの七夕

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七夕です。仙台には行ったことがありますが、有名な「七夕まつり」の時期ではありませんでした。七夕で思いだすのはもっとささやかなものです。
私が育った町には小さな商店街があり、ふだんはそこで事が足りました。八百屋、肉屋、魚屋、乾物屋が一軒ずつではありますが揃っていたのです。少し離れたところには、子供の私からすればぐっと大きな商店街があり、何でも売っているように思われました。アサヒ会通りで、今もあり、店の半分はあの頃と同じです。隣のおばさんはそこを「新道(しんどう)」と呼んでいましたっけ。
その商店街で七夕祭りが始まりました。アーケードの商店街でしたが、車道に面して各商店が大きな七夕飾りを立てました。青竹はみな同じ大きさです。でも飾り付けはそれぞれで、立ち止まって見るようなものから、お義理でやっているのが見え見えのものまでが並びました。七夕の夜には自動車の進入を止め、人気投票もやっていたような気がします。
始まった時期は覚えていません。浴衣姿の同級生の女の子たちと出会った記憶はあるのですが、それが小学生の頃か、中学生になってからなのか、はっきりしません。
現在のアサヒ会通りにはアーケードはありません。七夕祭りもやっていないようです。(写真は15年前のものです。)