旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

気長に読む

完読できない本は結構あります。これは読まなくていい、つまらない本だというのはわずかで、だいたいが理解できなくて読み進められなくなるのです。
最近、そんな本の再読がうまくいくようになりました。理解力が深まったのではなく、気長に読めるようになったからだと思います。それと、わからないことはわからないままにしておけるようになったのもあるでしょう。
年寄りは、残りの時間の少なさがそうさせるのですが、意外とせっかちなものです。私のようにきちんと学んでこなかったものは、本に対してそうなります。そんなことに気づきました。
それでも読めない本はあるに決まっています。なにせ知識が少ないのですから、それは諦めるしかありません。