旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

江刺工場は明日から17日まで夏期休暇となります。

というわけで今日はバーベキューで前夜祭です。社員の家族も参加しますので、さぞや賑やかになることでしょう。


この「旭亭だより」はもともとATCのホームページ公開を機に始めたもので、ジャンルは経営者ブログとなるわけですが、内容はそれらしくないものばかりが続いています。そこでたまには会社の話でもいたしましょう。ATCが何をしている会社なのかはホームページをご覧になってください。落語の興行会社ではありません。


ほとんどの会社では7月までに賞与の支給は終わっていることと思いますが、ATCの賞与支給は9月でおまけに年1回です。どうしてこんなことになったのでしょうか。
ATCの設立は7年前ですが、まだ設備も十分に整っていない会社に優秀な技能を持った社員たちが参集してくれました。もちろん給与規程もできていません。そこで社員の生活を保障するために、前年度の年収を12等分してその金額を月給とすることにしました。
第1期は実際に稼働した期間が半年しかありませんでしたので、赤字となってしまいましたが、第2期からは黒字に転じました。そこで期末月である9月に始めての賞与を支給したのです。
給与規程案を社員に提示したときに、賞与の支払いについて意見を求めたところ、9月1回のままでいいとのことでした。その後、賞与の最低支給率を決め、その期の実績によってプラスアルファをつけ、9月の第2金曜日を支給日とする現行のスタイルとなったのです。


他社とは少し違った賞与の支給法ですが、もうひとつ特徴があります。支給率は全社員一律なのです。
ATCの昇級月は4月で、そのときには査定をしますから賞与ですれば重複したことになります。それはおかしい、と考えたからです。
賞与の支給率の発表は夏期休暇前にしています。査定がありませんから社員は自分の賞与の金額を知って、夏休みを迎えることができることになります。