旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

こんなもんなの

読売新聞の朝刊に、経団連による今年の春闘の第1回集計結果が載っていました。大手企業62社の定期昇給とベースアップを合わせた給与の平均引き上げ額は8,502円で、21年ぶりの高い水準だそうです。
えっ、これっぽっち。ベア満額回答とか大騒ぎをしていたのにな。
零細企業ATCは今年もベアなしの定期昇給だけでした。で、平均昇給額は7,214円。ほぼこれと同額の定期昇給を、給与規程が作られた14年前から、リーマン・ショックの1年を除いて、ずっと続けています。この期間で計算すると、大手企業より昇給額は多いことになります。
ATC定期昇給は、査定がないのでとてもシンプルです。給与のランクは3種で、それによって6千円、7千円、1万円の昇給があります。男女差だけでなく地域差もありません。
昇給だけでなく、ATCでは賞与にも査定がありません。それを批判する声もないことはないのですが、「そのうちね」と逃げている私です。