旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

4月は昇給の月

ATCの給与の締め日は15日です。そこで給与計算が今日の私の主な仕事となります。
お題のように今月は定期昇給があります。ベースアップは物価変動による賃金表の書き換えですから、今年もありません。デフレを理由にベースダウンをしたこともありませんので、ATCの賃金表はできたときのままです。
少し前に日経新聞で外食産業の社長の談話記事を読み、驚いたことがあります。リーマンショックのときにおおっぴらに賃下げができてよかったというのです。
ATCの給与規程では50歳までは昇給が続くことになっています。一度だけ、30歳以上の社員の昇給を中止したことがあります。それは今でも痛恨事です。
賃金表がそのままですから、ATCの今年の定期昇給額もいつもと同じで6千円から1万円です。差は査定ではなくランクによっています。今年は昇格者がひとりいますので、昇給の平均額は例年より少し上がっています。
四半世紀前に、私は小さな労働組合の委員長をしていました。そのころの昇給額は毎年平均で1万円を超え、年間賞与も6ヵ月以上でした。残念ながらATCはそこまで出すことができません。