ＡＴＣの求人は主にハローワークを通したもので、今まで学校に求人票を出したことはありませんでした。定期採用ができないことと、大手企業と比較されたときに、会社の体力面で自信がなかったからです。
私は「働きやすい環境がいい製品を作る」と考えていますので、ＡＴＣの労働環境には自信を持っています。しかし、それは実際に働いてみてわかることで、社会人の経験がない学生には伝わりにくいものと、学校への求人には消極的でもあったのです。
今年は工場からの提言もあり、１校だけですが初めて求人票を出してみたところ、会社見学の希望がありました。来社した学生はＡＴＣに興味を持ち、採用面接に応募してきました。
ＡＴＣで働きたい人があらわれるたびに、ありがたいことだとつくづく思います。ＡＴＣの財産は製造設備ではなく、社員たちだからです。
