お盆休みのこの時期は、書店に行ってもめぼしい新刊があまりありません。新しもの好きの私ですが、こんなときこそ完読できなかった本に再挑戦することにしました。まずはこの4冊です。
- 保坂和志「カンバセイション・ピース」
- 高橋源一郎「ニッポンの小説」
- 三浦雅士「出生の秘密」
- 羽田正「イスラーム世界の創造」
保坂和志、高橋源一郎は大好きな作家なのですが、この2冊は途中で放り出してしまいました。ともに作品世界の中に入り込み、それを持続することが必要とされる作品なのですが、それがうまくできなかったのです。「カンバセイション・ピース」は最近文庫本になりましたが、私の持っているのは単行本で、購入してからもう4年もたってしまいました。
「出生の秘密」はその長さに負けてしまいました(617頁)。「イスラーム世界の創造」は、テーマに関心が薄れ、完読できなかったものです。
では、完走をめざしてスタートいたします。