旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

下川耿史編『家庭史年表』『近代こども史年表』

近代の生活史についての本はないかと書棚をあさってみました。まず見つかったのは下川耿史(しもかわこうし)編集の年表4冊でした。『家庭史年表』と『近代こども史年表』で、どちらも明治・大正編と昭和・平成編に別れています。河出書房新社から20年ほど前に出版されました。
『家庭史年表』は下川単独ではなく、家庭総合研究会との編集になっています。それまで下川の本は性風俗についてのものしか読んでいなかったので、買うかどうか迷いました。そんな時は「そのうち役に立つだろう」と植木等を気取り、思い切って買うことにしていました。(青島幸男作詞、植木等歌唱のヒット曲「黙っておれについて来い」は「そのうちなんとかなるだろう」と結ばれます。私の大好きな歌です。)やっとその時が来たようです。
山中恒の大作『ボクラ少国民』(辺境社、全5巻と補巻)も生活史といえるでしょう。資料としてつまみ読みをするだけで完読していません。この機会に読み通すことにしましょう。
今年のテーマ、西洋近代史も忘れていません。